まるのコンジローマ治療日記+α

ある日、尖圭コンジローマを発症してしまった私の治療記録とよもやま話

尖圭コンジローマはどんな病気?

私の場合は検診の予定があったので、否応なしに病院に足を運ぶことになりましたが・・・。

 

そもそもこの尖圭コンジローマという病気はどんなものなのか?

 

知識があるのと無いのでは、病院での治療の方法やセカンドオピニオンの基準にも差が出ると思うのです。

敵を倒すには、敵を知ろう!!ですよ。皆さん。

 

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスの感染で発症します。

ヒトパピローマウイルスといえば、子宮頸がんの原因となるウイルスですよね。

この、ヒトパピローマウイルスには、型がたくさんありまして・・・。

 

子宮頸がんと、尖圭コンジローマのヒトパピローマウイルスは別の型のウイルスです。

ちなみに、手足や顔にできるイボもヒトパピローマウイルスが原因ですよ。

型が違うので症状も違うのですね。


話は戻りまして。

尖圭コンジローマは、感染=発症ではありません。

 

他のイボと同じように感染しても、自分自身の免疫力が高ければ自然にウイルスはやっつけられてしまいます。

感染して1年間発症しなければ消滅したと考えるようです。

 

感染から発症までの間は、ウイルスキャリアとなりパートナーに感染させる可能性がありますが、発症しなければ自分が感染しているかなんて分からないですよね(;・∀・)

 

女性は、粘膜組織の検査でウイルスキャリアか調べることができるので、子宮頸がん検診の際などに相談してみるのも手です。

 

ただ、困ったことに男性は、発症しない限り治療法もないのでどうすることもできません(=ヮ=;)

男性の場合は、女性と違い陰部の皮膚が厚くウイルスの検出が難しいんだそうです。


感染って具体的にどんな感じなのか?

尖圭コンジローマのウイルスは目に見えないくだいの微細な傷から侵入します。

侵入したウイルスがどこで増えるかというと、皮膚層にある細胞分裂可能な層(基底層の細胞)で増えていきます。

基底層は表皮部分の一番下にありますが、表皮自体が0.2ミリほどなので本当に表面の部分だと思ってください。

この基底層は毛細血管の手前なので、出血のある傷じゃなくてもウイルスは侵入できてしまいます。

この基底層で増えた尖圭コンジローマに感染した細胞は、ある日ぽこっと目に見える表面に出てきます。

表面にでてきたら発症したことになります。

ぽこっと出た「イボ」にはウイルスが詰まっているのですよ!

 

☆こちらのサイトが皮膚の構造について動画で説明しています。

 分かりやすいですよ。

www.maruho.co.jp

 

女性は小陰唇の内側や膣内が薄い皮膚なので、傷つきやすく感染しやすい場所かもしれませんね。

(私も小陰唇の内側に「イボ」ができました)

男性も陰部のやわらかいところにできやすいのも、皮膚が薄く傷つきやすいからかもしれません。

 

痔の人も皮膚の柔軟性が弱まっていて小さな傷ができやすいので感染しやすいのではないかな?と予想しました。


セックス以外でも感染する?

調べていましたら、思い当たる行為をしていないのに尖圭コンジローマを発症した方も結構いらっしゃるみたいでした。

赤ちゃんでも発症してしまったケースがあるみたい。

傷にウイルスが接触することで感染するなら普通にあり得ますよね。

感染したであろう場所として、温泉施設や公共浴場、不特定多数の方が利用するウォシュレットの利用などが挙げられていました。

こちらだと肛門にできる方が多いようでした。

 

もし、身に覚えがないのに尖圭コンジローマを発症してしまって、病院で性感染症ですと言われしまって気持ちがかなり凹むと思うのです。

でも!身に覚えがないんですから、あまり気に病まなくて良いと思います!!

自分が身に覚えがないと知っているのですから、さっさと治療しちゃいましょう!!

私は知っていますよ!セックス以外でも感染すると!!

(私は身に覚えがある感染&発症です/苦笑)